中学生の頃、V6をきっかけにジャニオタの沼へ飛び込んでからいつの間にか8年経っていた。基本飽き性で「続いても2、3年かな」と思っていた*1ので、ここまで続くとはただただ驚きしかない。
とはいえ、ずっと1つのグループばかり推していたというわけでもない。好きなグループはジャニーズもそれ以外も、増えたり減ったりを繰り返していた。それでも、ジャニーズでデビューしたてのグループというのを推したことは一度もなかった*2。
Snow Manを推し始めたこの約1年間のうちに世界が変わってしまって、思うようにいかないことも沢山あったけど、それでも「デビュー1年目」というのは私にとって新鮮だった。そして、全てのことが目まぐるしく過ぎていった、本当にあっという間の1年だった。
この1年間で、彼らが変わったと一番感じること。歌唱力だったりダンスのスキルだったりバラエティ力だったりが向上しているのは勿論だけど、一番は「顔」だと思っている。勿論元々かっこよかったが、この1年で更にかっこよくなった。正確に言えば、デビューしたことにより「顔つきが変わった」のだ。
これはデビューしたことにより、オタク以外の人の目にも触れる機会がJr.時代よりも格段に増えたことによる変化だろう。確かに、ここ何年かのJr.は各メディアへの露出が増えた。とはいえ、新曲がリリースする度に宣伝の為に音楽番組は勿論、様々なバラエティ番組に出演するデビュー組とはやはり違うのだ。
それだけではない。彼らが以前からアピールしてきた趣味や特技を生かすような仕事も、Jr.時代よりも増えたのではないだろうか。そこからまた更に別の仕事へと繋がり、露出が増え、更に様々な人の目に触れるようになり…。これは一例に過ぎないが、「様々な人の目に触れるようになった」というのは確かだ。
YouTubeやGrandeurの特典映像等で、この1年を振り返る企画を見てきた。どれもこれも懐かしい映像だらけだったし、これ全部1年間にあったことなのかと驚くぐらいみんなが「幼く」感じた。ラウールは単純に成長期だからという部分もあるだろうが、それにしても同世代の人たちよりも随分大人びた表情をするようになったし、とっくに成人している8人に対しても同じことを感じたのだ。そして、それはSnow Manに限った話ではなく、同時デビューしたSixTONESにも同じことを感じる。
思えばキンプリのKINGもそうだった。Mr.KINGとしてMステに出演した時の映像が残っているが、当時の彼らが成長期であったことを考慮しても、この数年で随分としっかりとした顔つきになった。あとジャニーズではないが、「けやき坂46」から「日向坂46」へと改名して単独シングルデビューした彼女たちにも似たようなものを感じる。事務所や年齢やグループ関係なく、「デビューする」ということにとてつもなく大きな意味を感じる。
「顔」といえば。先日放送されたCDTVライブライブでのSnow Manの「顔」が印象的だった。その2日前に放送されたMUSIC FAIRでは8人でのパフォーマンスだったため、久しぶりの9人揃ってのパフォーマンスだった。だからなのか、「D.D.」も「Grandeur」も全員楽しそうな表情を滲ませていた。どちらも楽しそうにする曲ではなく、むしろダンスを如何にかっこよく魅せるかが重要な曲だ。
けれど、この日の彼らは「9人で揃ってパフォーマンスすることがとにかく楽しい」という気持ちが滲み出ているような表情をしていた。普段パフォーマンス中はクールにしていることが多い翔太くんが、いつも以上に力強く歌っているのも相まって、今のSnow Manが「9人でいること」を如何に大切にしているのかということを感じずにはいられなかった。
アニバーサリー配信でも。サプライズのVTRを見た後のメンバーの「顔」が印象的だった。涙を堪えている人、涙を滲ませている人、優しい表情をしている人…。それぞれ違いはあったものの、その瞬間は確かに優しい空気で包まれていた。そして、そんな彼らを見ているだけで私は幸せを感じた。
これからもどんどんかっこよくなっていくであろう彼らには、期待しかありません。
デビュー1周年おめでとうございます。これからも、素敵な景色を見せてくれると信じています。
2021.1.22
Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.)
