君がいる世界

そこにいるだけで素敵

LIVE TOUR V6 grooveレポ

4年前、ジャニーズのライブで初めてアリーナに入った。センターステージの近くで、尚且つ横の通路はトロッコが通るという驚異的な近さの席だった。V6の現場にいつも一緒に行っているお母さんは大層楽しんだらしく、終演直後に「次も絶対行こうね」と言われた。

 

その「次」が最後になるなんて、あの時は全く予想もしていなかった。

 

 

4年も経って、状況はかなり変わった。好きなグループもジャンルもかなり増えて、あの時よりも「DD」という言葉が似合うオタクになっていた。だからV6のラストツアーは行きたいけど全滅してもおかしくはないと思っていたし、実際に全滅してもやっぱりなと思ってしまった。

 

しかし、結果的には席が用意された。当落の約10日後に復活当選のメールが来たのだ。復活当選のメール自体はこれまでも来たことはあったが、ライブで来たのは初めてだったので目を疑った。最後の最後に運が味方してくれたということだったが、「もう行けない」というモードがなかなか抜けず、当日になってもなかなか実感が湧かないままでいた。

 

 

 

ここから下はセトリや演出、MCのネタバレも含まれているので注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

席はスタンドだった。列は近すぎず、遠すぎずといったような、程良い距離の席。後で気付いたが、列は初めてV6のライブで入った席と同じ数字だった。会場は違うとはいえ、初めての時と大体同じぐらいの距離感の席で締めることができたということだ。

 

会場内には、歴代シングル(アルバムのリード曲もあったかもしれない)のショートバージョンが流れていた。個人的に思い出深い曲も流れてきて泣きそうになっていたのだが、開演直前に流れてきたラストシングル「僕らは まだ」を聴いて、結局開演前に少し泣いてしまった。

 

 

セットリスト

1.雨

2.TL

3.Heart Beat Groovin'

4.太陽のあたる場所

5.over

6.UTAO-UTAO

7.Ash to Ash

8.ジンクス

9.HAVE A SUPER GOOD TIME

10.Knock me Real

11.Born to Run

12.オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ

13.silver bells

14.Dahlia

15.分からないことだらけ

16.MAGIC CARPET RIDE

17.blue

18.Let Me

19.MUSIC FOR THE PEOPLE

20.BEAT YOUR HEART

21.MADE IN JAPAN

22.TAKE ME HIGHER

23.High Hopes

24.グッドラックベイビー

25.素敵な夜

26.Beat Choice

27.PINEAPPLE

28.家族

29.Full Circle

30.Sweet Days

31.Believe Your Smile

32.愛のMelody

33.本気がいっぱい

34.Darling

35.グッデイ!!

36.HONEY BEAT

37.CHANGE THE WORLD

38.WAになっておどろう

39.愛なんだ

40.目を閉じれば

アンコール

41.95 groove

 

 

アルバムのリード曲から始まり、その次はこれまで披露されていなかったカップリング曲が2曲続き、特別な空気に包まれながらもいつものような構成でスタート。4年ぶりに見るV6というグループとしての彼らは、年齢を重ねながらもかっこいいままだった。

 

その次に続いた「太陽のあたる場所」と「over」。私の生まれ年の曲と生まれる前の曲だが、中学生の頃によく聴いていたので「青春の曲」というイメージが強い。そして本当に色々な思い出が詰まっている曲でもあるので、あの頃からもうウン年経つんだな…と思っていた。その次の「UTAO-UTAO」に関しても、イノッチの「高らかに」の部分で初めて参戦したライブ「Oh! My! Goodness!」のアンコールを思い出していた。この3曲では、何だか懐かしい気持ちに浸っていた。

 

少しMCを挟み、そこからはカミセンとトニセンの曲が続いた。随分前の曲ばかりで(一番新しくて2008年のオレキミ)、特にカミセンに関しては彼らが中高生ぐらいの頃の曲まであって驚いた。しかし私がV6担になってすぐぐらいの頃から好きな曲も聴けたのは嬉しかった。

 

その後は再び最新の曲が続いた。「Dahlia」からの「分からないだらけ」という流れは曲にかなりギャップがあり、そしてペンライトの振り方もまばらになっている様子が何だか少し面白かった。「blue」ではあまり見たことのないようなVの形をした装置が6つ登場したり、「Let Me」では彼らの歌声に温かみを感じたり、これがV6のライブだったなと考えていたら、次はデビュー曲~4thシングルがここで続いて披露された。

 

MCでは前日に6人でお寿司を食べたこと、イノッチが久々に酔っぱらったこと、その様子を長野くんと健ちゃんが最後まで見届けて(?)いたこと、がメインで話されていた。個人的に印象的だったのはイノッチが酔っぱらっていた話…ではなく、ベストアルバム通常盤に収録されるアレンジバージョンを収録する際に、久しぶりに歌った箇所があったという話。先述の通り「太陽のあたる場所」は私の生まれ年の曲だが、それだけ昔からあるにも関わらず2番はライブで披露したことがないというのが驚きだった。その話の流れから、2番のイノッチのラップ部分を披露するという貴重な瞬間を見ることができたのもまた良かった。

 

その後はFCのページに載せるための写真撮影。この日は客席も写るパターンの撮影で、後日FCのページにアップされた写真を見たら私もギリギリ写っていた。ちなみにこの日はふざけたイノッチだけ下に降りて撮ったパターンもあったのだが、結局6人全員がちゃんと座っている写真が採用されていた。

 

後半戦最初は怒涛の最新曲披露。「Best Choice」は好きな曲であるにも関わらず、途中次の曲のために椅子が用意されているのに気を取られてしまうという自分の悪い癖がここでも出てしまった。「Sweet Days」では、事前にFCで募集された動画が合わせられて使われていた。声を出せないこのご時世だからこその演出だった。

 

定番曲のコーナーになり、いよいよラストスパート。リフターには全員来るわけではないという話はチラッと見ていたので不安だったが、長野くんは「HONEY BEAT」の時にやってきた。「笑って~」のところの振付では私がいる方向を見ていたけど、あれは私に向けてだったら嬉しいな~なんて勝手な願望を言ってみる(多分まぐれ)

 

イノッチからの挨拶があり、本編ラストは新曲「目を閉じれば」。誰かに宛てた手紙のような歌詞に、スクリーンに映し出される今までのライブ写真の数々。その中には僅かながらも、私が参加したツアーの写真もあった。26年という歴史の中でたった4回しかライブに行けなかったけど、その記憶の1つ1つが改めて愛おしく思えた。

 

アンコールは「95 groove」。曲が終わりに近づくにつれ、これで本当に最後なんだと寂しさが募っていった。開演前から寂しさはあったものの、公演中は概ねいつも通りに見えたために寂しさはあまり意識していなかったから。こんなにも楽しい時間がまた来るんじゃないか、終演後には次もまた行きたいねなんて言えるんじゃないか、と思えるほど。

 

彼らは最後までキラキラしていてかっこいいアイドルのまま、ライブは幕を閉じた。そして、最後にスクリーンに映し出されたメッセージの中で「出会ってくれてありがとう」という文字を見た時、決壊した。本当に、本当に終わっちゃったなあと実感した。あんなに楽しかったのに、これでお別れだなんて寂しい。11月1日の配信も見るが、その時にはとてつもない寂しさに襲われるのだろう。

 

でも私は知っている。いつかライブに行こうと思っていたらメンバーが脱退してその体制のライブには行けなかったことや、突然メンバーが脱退して過去のライブが最後の瞬間になってしまうこともあるのを。(それらが駄目だということではないが)そういったことを経験したからこそ、今回こうしてお別れすることができてよかったと心の底から思えた。

 

 

 

「次も絶対行こうね」とお母さんに言われたあの時の私にはこう伝えたい。

 

 

 

「次もちゃんとあるよ」と。

 


 

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