君がいる世界

そこにいるだけで素敵

NEWS LIVE TOUR 2022レポ

2015年からNEWSを追い始めて、いつの間にか7年以上経っていた。ありがたいことに(現場がほとんどなかった2020年を除き)毎年ツアーを開催してくれているおかげで、自分の中の最多現場参戦記録を更新し続けている。今年は3人になって初めてのアルバムを引っさげたツアーが開催され、私個人としても初めての2公演当選*1に初めて行く会場、そして初めて入った席とここに来て初めてづくしのツアーとなった。

 

 

今回は友達が当ててくれた大阪9/4夜公演と単番で当てた福岡両日(11/2、11/3)夜公演の、計3公演入ることができた。1つのツアーにおいて3公演入るのも2日連続でライブに行くのも初めてで、どう楽しめるのかワクワクしていた。

 

3公演入った座席としては大阪はスタンド前方、福岡11/2はスタンド最後尾、福岡11/3夜はアリーナ最前という、全て違う角度から見る結果となった。初めて入った席というのは、福岡11/3夜公演にて入ったアリーナ最前のこと。ブロック内の最前列で「前列がいない」という快適さは今年のサマパラで実感していたが、メインステージの最前列はどんな会場でも(舞台でも)入ったことがなかったので不思議な気分だった。

 

ちなみに、今回は11/3夜の感想が大半を占めていることをご了承ください*2

 

セットリスト

1.TRIAD

2.チンチャうまっか

3.鳴神舞

4.チャンカパーナ

5.未来へ

6.LOSER

7.チュムチュム

8.ビューティフル

9.カナリヤ

10.pink moon

11.Refrain(Vocal:小山慶一郎)

12.ポリリズム

13.KMK the boys rock you all!

14.三銃士

15.☓☓☓(Vocal:増田貴久)

16.走れメロスのように

17.Endless Summer

18.カノン

19.Agitato(Vocal:加藤シゲアキ)

20.KAGUYA

21.JUNK

22.(0,0,0)

23.BURN

24.ReBorn

25.トップガン

26.NYARO

27.Touch

28.SUMMER TIME

29.weeeek

30.Coda

 

 

「TRIAD」では中盤までステージ上に登場せず。音源が流れている感じでもないし舞台裏にいるはずなんだけどどこにいるんだろう…と考えているうちに、ステージ下段のスクリーンが開いて登場した。9/4夜のMCによると、新しいPV?と思わせといてそのまま登場して驚かせるのを狙っていたらしい。1曲目まるまる本人が登場しないオープニングは他界隈で見たことがあったが、今回は魅せ方が上手すぎて本当にPVである可能性も頭に過ったので驚いた。ただ11/3夜はシゲが一瞬歌い出せなかったところがあり、初見でも映像ではなく生であることがわかりやすくなっていた。

 

「鳴神舞」では炎が出てきた。BURNのカップリング曲なので、BURNのジャケ写を連想させられるような炎の演出がかっこよかった。しかし11/3夜はアリーナ最前で熱すぎて笑うしかなかった。テンション上がりすぎてて、最早その熱さすらも楽しかった。

 

チャンカパーナ」は定番中の定番だが、3人とも黒衣装でサングラスを着けているからかなりワイルドはチャンカパーナになってしまっていた。ので、歌い出しのところでつい笑ってしまった。まっすーは悪くない。そしてあんな人たちが来たら深夜バス乗らずに逃げたくなる

 

「未来へ」でやっとサングラスを外して目元が見えた。今回のツアーは(少なくとも私が入った公演では)慶ちゃんが全体的に楽しそうにライブをしている印象があり、この曲では特に楽しそうに見えてつい泣いてしまった。慶ちゃんが楽しそうにしているだけで泣けてくる(激重オタク)。

 

 

今回のツアーグッズとして出たカスタネットは、発売時に話題になったことから急遽演出に使用されることになった。「LOSER」は概ね予想通りだったが、「チュムチュム」はセトリに入っていたことにすら驚いた。ネバラン以来約5年ぶりである。そしてこの曲では最初の「チュム!」で慶ちゃんの前にまっすーが映り込んで妨害し、最後はトロッコの乗り換え時に慶ちゃんがまっすーをバックハグするというコヤマスタイムがあった。いつの公演だったか忘れたが、慶ちゃんがまっすーの香水いい匂い!どんな香りか知りたい?教えなーい!みたいなことを言っていた。ザ・コヤマウンティング…。

 

 

まっすー1人だったのがコヤシゲが登場し、慶ちゃんのパートがあり、そしてサビで3人の声が重なった瞬間、信じられないぐらい涙が溢れ出てきた。自分でも驚くほどの量で、止めようと思っても止められなかった。今でも「カナリヤ」を聴くとあの時のことを思い出して、目頭が熱くなる。

2020年 - 君がいる世界

 

「カナリヤ」は初披露時のような演出で、初見の時の気持ちを勝手に思い出していた。それだけではなく、初披露からここまでの色々あったことも思い出していた。あれから約2年経ったし本当に色々あったけど、こうして生で「カナリヤ」を聴くことができて本当によかった。

 

 

「Refrain」はランウェイを歩くように登場。小山ランウェイ(?)は定番になりつつあるように見えていたが*3、今回が一番ランウェイっぽい曲だなと個人的には思った。ランウェイ繋がりで9/4夜のMCでは、その前日に開催されたTGCに出演したラウールの名前も出てきた*4。今思えば自担が自担の名前を出していたんだよな…。

 

ネオンで曲名が浮かび上がり「ポリリズム」が始まった。箱の中に入ったマリオネットのような演出と振付で、今回のライブの中で間違いなく1番好きな演出だった。その後の「KMK the boys rock you all!」では、曲調の違いも相まってマリオネットが箱の中から逃げ出したようにも見えた。あとKMKのハンドサインしている時の慶ちゃんが毎回可愛かった。

 

 

「☓☓☓」は、QUARTETTOの特典映像でも使用されていたようなループマシーンを冒頭で使用していた。違ったらごめんなさい。まっすーらしさ全開の演出で今回のソロでは一番好きな演出だっただけに、3回とも席の関係で細かいところをあまり見ることができなかったのが悔やまれる…。

 

前回のベストアルバムで投票1位だったという「エンドレス・サマー」改め「Endless Summer」、Strawberryに行けなかった私としてはやっとライブで聴くことができた。この曲は好きな曲だとあまり強く意識していなかったが、今回聴けてかなり嬉しく思えたことに驚いた。

 

この次には、前曲と同じく夏にピッタリな「カノン」。メインステージから遠い席の時はスクリーンの映像を、アリーナ最前の時は3人の姿を見ていた。それぞれのこれまでの積み重ねや縁が現れているような歌詞の映像も、3人まとまって歌っている姿も、いつまでもこの3人の時間が続いてほしいと思えるものだった。

 

 

「Agitato」は、今までのシゲのソロ曲にはあまりないような曲調で、どんな演出になるのか全く予想もつかなかった。最初玉座のものに座って登場し、頭には冠のようなものを被っていた。頭に被っていたものが本当に王冠だったのかどうか最前で見てもわからなかったが、ここに来て久々にファンタジー要素濃いめな演出が来たと思った(アホな割には中途半端に考察厨じみている)。玉座の上から炎が出てくる演出も「激しく、苛立って」といった言葉の意味に違わないものだった。

 

KAGUYA」ではセンターステージで3人まとめてぐるぐる巻きにされ(こう書くと意味がわからないかもしれないけど、事実を書いている)、そのまま「JUNK」を歌い上げ、終わる頃には解かれた。からの「(0,0,0)」を歌い踊るという3曲の流れが個人的に好きだった。何がそんなに好きだったのかは言葉では言い表せないけど、とにかく好きだった。

 

「半妖の夜叉姫」OPソング2曲が続いた(「ReBorn」ではカラフルな炎が出てきた)その後は、「トップガン」から再びカスタネットタイム。何気にこの曲結構ライブで聴いている気がする。少し懐かしめの夏っぽい曲が続き大阪で聴いた時は丁度良い時期だったけど、福岡で聴いた時は既に秋も深まってきている頃だったので少し変な気分になってしまった笑。両日天気良くて昼間は暖かかったけどね。

 

 

ラストは「weeeek」。この曲がラストに来たことが意外すぎてかなり驚いたが、その理由は歌詞にあった。

 

「大人になるってどういう事? 外面良くして35を過ぎた頃

オレ達どんな顔?

かっこいい大人になれてるの?」

(GReeeeN作詞・作曲、「weeeek」より)

 

今年でシゲが35歳になり、3人ともまさに「35を過ぎた頃」になった。「かっこいい大人になれてるの?」というあの頃の彼らの、アンサーの時になったということだった。今回のツアー中まっすーが毎回「この曲を歌いながら泣きそうになる」と言っていたが、その気持ちもわかる気がする。しかし実際35を過ぎて結成20年目に突入してもこの歌詞を歌うことができるなんてどれほど感慨深いのか、私には想像してもしきれない。

 

 

音楽ツアーは、音を耳で食べる星が主人公のお話がベースとなって作り上げられた。ということで、デザートという形で本当に最後に披露されたのは「Coda」。エンドロールにVocalとして紹介された小山慶一郎加藤シゲアキ、増田貴久と順番に名前が出てきたのを見ただけでジーンとしてしまい、サビで客席のブレスライトたちが映った時に涙が出てきた。エンディングでは3人が息継ぎをして、ライブが終わった。ちなみに最後捌ける時、最前で見ていても捌けて行くところが見えないぐらい真っ暗で密かにビビってしまった。

 

 

 

私はNEWSを好きになった当初から、NEWSの歌声が好きだった。技術がどうこうっていうのは関係ない。それぞれ個性のある歌声が集まった、そんなNEWSの歌声がずっと好きだった。そして、その気持ちは今も変わらない。

 

冒頭でも書いたように、NEWSを追い始めてから7年以上経った。正直言って私自身もこの7年で色々と変わってしまった部分もある。けれど、大好きな歌声を持つNEWSが歌い続けている限りはその姿をずっと見続けていたい。その気持ちは変わらずに持ち続けたままだということに気付けた、そんなツアーだった。

 

 

 

*1:2020年に行く予定だった公演で複数当選したものがいくつかあったが、全て中止になったのでノーカウント

*2:席云々以前に9/4夜に関しては時間が経ちすぎてMC以外あまり覚えてない←

*3:でもそんなに回数やってないしWORLDISTA以来3年ぶり

*4:「ラウールもこんな感じだったのかな」Snow Manみんなでかいよね」みたいな発言があった。ついでに言えばCFBとJUICYのダンスの真似をしていた。約1ヶ月後に同じ会場で本家見たよ!