君がいる世界

そこにいるだけで素敵

私とエイト

※現在開催中のツアーのネタバレも含まれています。

 

 

呼び方を切り替えるタイミング逃して未だにエイトと呼んだことない(ライブにおけるエイトコールは別)けど、何となく今回のタイトルはエイトにしたかった。

 

私が関ジャニ∞を知ってから12年、私が最初にエイターになってから8年。年数だけは長いものの、この時間の長さに対し私自身がオタクをやれているという実感を持てた時間は少なかった。FCに入ったのも5年近く前だし、そのFCも去年更新せずに辞めてしまった。あからさまに熱量もなくなっていたので、これで本当に降りたんだなと思っていた。現状好きなグループが多すぎるし、降りたことにしたかった。

 

 

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私がエイターになったきっかけと村上担になったきっかけについては↑の記事に書いているので割愛。今回はその後について。

 

 

5人になってからも応援する気満々でいた。しかし関ジャニ∞が5人になったのと丁度同じぐらいの時期に比較的年齢の近いグループを好きになっていったことから、じわじわと気持ちが離れていってしまっていた。

 

そのことに気付いたのは去年のFC更新の月。それまで本当に全然気付いていなかったのだが、「今お金ないし…」とこの年齢だとは思えないようなことを思ってしまったことにより気付いてしまった。当時は現場が再開され始めた頃ではあったものの、全グループの現場が約束されている状態ではなかったのでそのまま更新しないことになった。

 

そこからは大型音楽番組でも関ジャニ∞が出ているシーンは見なかったし、前みたいに未練なく降りれたのかもしれないと思っていた。しかし、全然そんなことはなかった。最初に未練を感じさせられたのは、去年のアリーナツアー「8BEAT」が発表された時。日程を見ると、神戸のワールド記念ホールがあった。ジャニーズがその会場を使うことは珍しいので、行ってみたい気持ちがなかったと言えば嘘になる。けれどFC辞めちゃってるし、卒論発表も近いだろうし…と色々理由を並べ、行くことはなかった。

 

 

次に未練を感じさせられたのは、18祭が発表された時。そっかあもう18周年かと思ってよく見ると、スタジアムでのライブだった。「スタジアムでライブなんてもう二度と見ることはないんだろうな」と思いながら十祭のライブ映像を見ていた記憶があるので、まさかここに来て再びやることになったのには本当に驚いた。でもFC辞めちゃったし…とまた行かなかった。…と言いたいところだったが、私は18祭に参戦している。一般販売のチケットで入ったのだ。

 

しかも長居ではなく、日産スタジアムの方。ライブで遠征しまくることが普通じゃないのはわかりきっているが、それにしても長居のチケットが取れなかったからって日産スタジアムの方を取ろうとチャレンジした自分にまた驚いた。それだけ「関ジャニ∞のスタジアムライブ」に対する気持ちが強かったということだと、今ならわかる。何気に5人になってから初めてのライブ参戦だったし、念願のスタジアムライブだったし、これでもう思い残すことはなかった。

 

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はずだった。

 

 

 

18祭オーラスの日、冬のドームツアーが発表された。タイトルは同じ「18祭」で、スタジアムの続きみたいなものだろうからこれは行くべきでは…と思ってしまった。しかし申込期間と同時期に私生活のゴタゴタがあったことにより申込どころではなくなり、またFCにすら入らず申込期間が終わってしまった。駆け込み名義同然で入会しても当たった経験が2回あるので、駆け込み名義は当たらない説は信じていない。

 

関ジャニ∞との縁も本当にここまでか…と思われたが、再び一般販売があることを知った。NEWSの福岡公演の直後ぐらいのタイミングでモチベーションが完全にそちらに持っていかれていたが、一度でも行きたい気持ちを持った公演ということでチャレンジすることにした。ちなみに今回は大阪公演の日と別の現場の日が被っていたのと、他の予定との兼ね合いで最初から名古屋公演を狙っていた。

 

今回のチケットも無事に取れて、私は「これで本当に最後かもしれない」と思った。かもしれない、というのは、自分自身どういう気持ちでいるのか曖昧だったから。夏の18祭の時は「これで本当に最後だな」とほぼ断定的な気持ちでいたのに、冬の18祭が発表された途端にそんな気持ちは消えた。未練ないなんて思い込んでいたけど、本当はそんなことなかったんじゃないか。なんて、彼らには全く関係ないのにぼんやりと考えていた。

 

 

ライブ当日。セトリネタバレを一切見ずに行くことにしていたので、何の事前知識もなく入って非常にドキドキしていた。今回のセトリは個人的に思い入れの強い曲だったりエイターになってすぐの頃から好きな曲だったりが多くて、本当にたまたまではあるが序盤で既に「好きなセトリ」認定していた。

 

本編も段々終わりに近づき、バンドコーナーへ。ムビステでバンドセットが登場し、そのまま前進していく様子を見てこれ前も見たことがある気がする…と考えていた。そして思い出した、GR8ESTの序盤も同じような演出だったことを。そしてそのことを思い出した時、披露されたのはGR8ESTで最初に歌われた曲でもある「応答セヨ」だった。

 

でも、私は彼らのこれからを、前を向いて見ていこうと決めた。

人生10回目のライブは自分が一番思い描いていた「ライブ」だった ~平成最後の夏の思い出~ - 君がいる世界

 

GR8EST大阪公演の直後、私はこう書いたものの実際は前を向き切ることができなかった。あの頃の彼らは不安定に見えてしまったし、自分自身も7人時代をちゃんと見ることができなかった後悔はずっと残ったままだった。十五祭の時は吹っ切れた様子に見えたが、自分が思っていた方向とは違う意味だったことを後に知ってショックだった。

 

「応答セヨ」は、以前の私が出戻るきっかけとなった曲でもある。しかし、すばるくん脱退以降はほとんど聴かなくなっていた。意識してか無意識でなのか、この曲を避けていた。今回久しぶりに聴くことができて良かったと心の底から思っている。

 

6人から5人になった時は不思議とすぐに気持ちを切り替えることができたので、7人時代に対する未練はその時に大体消えた。それでも自分自身の中に残っていた最後の未練とは、「私個人の思い出」に対する未練だった。関ジャニ∞に関する思い出は少ないが、「関ジャニ∞の楽曲とそれに関する思い出」の数はそれなりにある。だからこそ、この曲をいつか生で聴きたい!という気持ちを持つ曲が何曲かあった。GR8ESTから今に至るまでそんな気持ちがあったから、降りたのか降りていないのかよくわからない中途半端なスタンスでいた。

 

いつかライブで聴きたい曲は今でもある。それでも、あの時不安定に見えた彼らが披露した「応答セヨ」を、4年以上経った今では楽しそうにライブをしている彼らが披露しているところを見ることができたから。私は思い出ではなく今の関ジャニ∞を追いたいと思うことができた。すばるくん脱退以降から、いやもしかするとそれよりも前から抱いていた、最後の未練は消えた。

 

 

そして今の彼らを追いたいと思ったきっかけがもう1つ。最後の挨拶で村上くんが、アイドルという仕事のことを「天職」と言った。これがほんっっっとうに嬉しくてめちゃくちゃ泣いた。最近の事務所は何かと騒がれがちで該当担じゃなくても不安になることがあるが、そんな中「(グループ内で)色々ありましたけれども…」と言いながらもアイドルを天職だと言ってくれたのが嬉しかった。

 

 

 

こんなことを言っていいのかわからなかったけど。

 

 

関ジャニ∞を守り続けてくれてありがとうございます。