君がいる世界

そこにいるだけで素敵

映像越しでも遠くからでも、そして近くで見ても亀梨和也はかっこいい

私は昔から流行りに疎かった。プリキュアは初代の世代ではあるけどその存在を知ったのは初代のストーリーも後半に差し掛かっていた頃だったし、他にも周りの子が見ていたであろう漫画・アニメを一切見たことがないなんてことがほとんど。そして子供向けコンテンツですらそんな感じだったので、芸能人なんて尚更疎かった。

 

ジャニーズというアイドル事務所があるということはいつの間にか認識していたものの、ジャニオタになるまでは誰がジャニーズ所属のタレントさんであるかということはあまりわかっていなかった。レギュラー放送の最終回まで見ていた学校へ行こう!に出ていたV6がジャニーズであることも全く認識していなかったし、イッテQに出ていた手越くんも(1人だけやたらかっこいい人がいるとは思っていたが)ジャニーズだと知ったのはNEWSが4人になってから。今では自担である中丸くんも、シューイチを見て知ってはいたもののジャニーズだとは知らなかった。

 

そんな昔の自分がジャニーズとしてしっかり認識していたのは、当時紅白常連となりつつあったSMAPTOKIO、丁度規模拡大期に差し掛かっていた嵐、たまたまレギュラー番組を見ていた関ジャニ∞、そしてKAT-TUNの亀梨くんだった。

 

 

KAT-TUNというグループの存在はうっすらと知っていたものの、デビュー前から絶大な人気を誇っていたことは全く知らなかった。ごくせんも野ブタも見ていないどころか、存在すら知らなかった。どこで亀梨くんのことを認識したのかは全く覚えていないのだが、気付いたらKAT-TUNは「亀梨くんがいるグループ」という認識になっていた。しかし彼のシンメ含む他のメンバーに関しては、いつまで経っても全然認識することができず(何なら何人組のグループであるかすら知らなかった)。

 

ジャニオタではなかったものの、亀梨くんはただひたすらにかっこいいというイメージがあった。(昔の私が認識していた)ジャニーズの中で一番かっこいいとすら思える時期もあった。そんな私が衝撃を受けたのは、サワーズグミのCM。かっこいいイメージしかなかった亀梨くんがカメのコスチュームを着てCM出ているのを見て「えっ何やってるの?」と思ってしまった。関係各所の皆さんごめんなさい。しかもこのシリーズが10年以上続いていることにも驚きである。

 

 

シューイチに出ていた中丸くんがKAT-TUNのメンバーであることを知ったのは、ジャニオタになってからだった。シューイチ以降の中丸くんしか知らなかったので驚いたのだが、ジャニーズであることについてよりは「あの亀梨くんと同じグループのメンバー」であることについて驚いていた。自分の中で亀梨くんの存在感大きすぎではと我ながら思うが、自分と同世代のジャニーズを推している今でもこんな感じである。

 

私がKAT-TUNを好きになったのは、中丸くんがKAT-TUNのメンバーであることを知った約9年後の話。大阪のライブに一般のチケットで入り、ライブがあまりにも好きすぎたのでその後すぐに福井公演のチケットも買った。一般のチケットだったので席は後ろの方ではあった。しかしトロッコに乗っていた亀梨くんがスタンド前方のオタクにエアハグしているのを双眼鏡越しに見て、息を呑んでしまった。しかもこれ私だけの話ではなく、周りの人たちも同じ反応をしていた。双眼鏡越しに見てこれだから近くで見たらどうなるんだろう…とこの時からずっと思っていた。

 

沼落ちして約1年、同じ時期に大阪のライブに参加することができた。今回はFCでチケットを取った。大阪公演での席は基本的には近すぎず遠すぎずといった感じだったが、アンコールでスタンドトロッコ(以下スタトロ)が来た時はめちゃくちゃ近かった。アンコールではグッズで販売されていたパーカーを3人とも着ていて、そのうえ亀梨くんは前髪をちょんまげにしていて可愛かった。可愛かったのだが、思っていたのと違うとも思ってしまったのは否定できない。

 

これは決して悪い意味ではなく、ライブ本編で見た時の印象とは全く違うと思ったが故の「思っていたのと違う」だった。その後来た上田くんが本編とそこまで変わらないオーラのままだったので、尚のこと亀梨くんの印象の違いが際立った。ちなみにこの時の上田くんが、目の前にいたオタクにファンサした姿に衝撃を受けてしまい、それ以外のことをあまり覚えていないという事態になってしまった(…)。

 

 

大阪公演から1カ月半後、私は静岡にいた。今回は縁があり2公演分のチケットが当たり、その2公演目に行くために静岡に行っていた。この日は雨が酷く、前髪の巻きも完全に取れてしまいこの状態でライブ入るのか…と思いつつ発券したらアリーナだった。しかもセンステと花道がめちゃくちゃ近い席。銀テープのバズーカも見えるところにあったが、如何せん雨で濡れてしまったものを拭いたりトイレ行こうとしたりしていてこの後何が起こるのかなんて全然予想もしていなかった。

 

事件が起こったのは、5曲目の「Keep the faith」。私は基本的に遠くの自担より近くの他メン派なのだが、この曲のイントロの時は遠くにいた中丸くんの方ばかり見ていた*1。母に肩を叩かれて反対側を見ると、目の前に亀梨くんがいた。ただひたすらにかっこいいと思っていた、自担ではないものの今でも自分の中での存在感が大きい、亀梨くんが目の前にいた。動揺しすぎてついよろめいてしまった。

 

間近で見る亀梨くんは、やっぱりかっこよかった。いや、想像の何百倍もかっこよかった。ジャニオタになってから10年少しの間に様々なジャニーズの現場に足を運んできたが、今まで見てきた他の誰よりも亀梨くんが一番オーラを纏っていた。これだけのオーラを纏いながらも、場面によって印象がガラッと変えることができるのも亀梨くんの凄さだと思う。

 

元からそういう動線だったのかたまたまそういう日だったのかは分からないが、心なしか亀梨くんがよくこちら側へ来ることが多いように思えた。来る度に私はただ亀梨くんのオーラに圧倒されていたのだが、終演後母に「〇〇(私)、亀梨くんと3回ぐらい目合ってたでしょ。後ろから見ていたからわかる」と言われた。オタクの妄想とかじゃなくて!とも言われたので正直戸惑った。一応母はオタクじゃないので(その割には言動が割とオタクっぽい時もある)そういうことを言うのが珍しく思えた。亀梨くんはそうやって思わせる何かを持っているということなのだろうか…*2

 

 

 

そんな訳で(?)KAT-TUN LIVE TOUR 2023 Fantasia、無事完走おめでとうございます。前置き長ったらしいだろ!と思われそうですが、亀梨くんについての話は書いてみたいと前から思っていたのでこの機会にと書いてみました。亀梨くんについての記事なので亀梨くんの話ばかり書いていますが、上田くんもそして自担である中丸くんもオーラ駄々洩れでした。メンバー全員がここまでのオーラを持っているグループは、少なくとも私が見たことのあるグループの中だとKAT-TUNぐらいだと思っています(あくまで個人の感想です)。数々のド派手な演出も、あのメンバーだからこそ成り立つものなのだろうと実感できたツアーでした。

 

今年も楽しい時間をありがとうございました。また来年!!!

 

 

 

 

*1:とは言ってもこの時一番遠かったの上田くんだから、中丸くんもそこまで遠くはなかった

*2:しかし「そもそも私が目合ってたとしたらすぐ後ろにいた母も目合ってたということでは?」と言ってみてもそれは否定される。何故。