君がいる世界

そこにいるだけで素敵

担当を名乗るまでに約1年かかり、そこから1年以上名乗り続けられているHiHi Jets橋本担の話

今まで色々なグループの沼落ちブログを書いてきたが、ここまで来てHiHi Jetsについては唯一書いていなかったことに気付いた。絶対に書かなければならないという義務もないが、先月ハマったばかりのKAT-TUNについてももう書いちゃったし、HiHiのライブに行ったところだしで折角なので書くことにした。

 

 

2019年夏

私がHiHi Jetsを初めてちゃんと見たのは、2019年の音楽の日だった。それまでMステに出ていたのをぼんやりと見たことはあった(私が以前見かけた時はJet時代だったことを後に知る)が、その日はどういう訳だか彼らに注目していた。デビュー組、それも基本的に10歳以上離れたジャニーズばかり好きになっていた当時の私にとって、明らかに私と同世代か年下でデビューしていない彼らは違った輝きを放っているように見えた。

 

それからHiHi Jetsについて軽く検索をかけたものの、その1週間後には現場があったため沼落ちする暇もなくすぐに彼らのことを忘れてしまった。彼らのことを再び思い出したのは、8月8日のJr.祭りの日だった。スノストのデビュー発表があったので当然その話題で持ち切りになっていた中、「そういえばHiHi Jetsはどんな感じだったんだろう」とTwitterで検索をかけた。

 

すると、メンバーの1人がローラーで飛んだことが話題になっていた。正確に言えば全員飛んだのだが、その1人の時だけ先輩たちが積まれている(他にいい言い方思いつかなかったごめんなさい)上を飛んだという話だった。凄い子がいるなと思った翌日、私はその「凄い子」をきっかけにHiHi担になった。

 

Jr.祭りの翌日は金曜日だった。つまり少年倶楽部の放送日だったのだが、この日はHiHi5人のソロメドレーがあった。そのトップバッターである作ちゃんに、歌い出しの時点で撃ち落とされた。歌声、顔、スタイル、ダンス全てに一瞬で虜になった。少クラが終わってからすぐに調べると、最年少だと知って驚いた。明らかに同世代か年下ばかりのグループだとは思っていたものの、作ちゃんに関してはこの時から年下に見えなかった。

 

 

その後色々調べたり動画を見たりして作ちゃんをどんどん好きになり、このままメインになりそうな勢いだった。でもJr.ってデビュー組よりも不安定だし…*1なんて思っているうちに、まさかの活動自粛。

 

私がHiHi担になった頃から何やらざわついているのはうっすら知っていたけど、基本的にそういったものはあまり見ないようにしているし、TwitterのTLにもそういった話はほとんど流れてこない。そもそもそんな大ごとになっていたとは知らず、まずそこに驚いてしまった。前日に当時の別の自担と遭遇したので、余計に情緒がぐちゃぐちゃになっていた。

 

3人でのYouTubeは見たり見なかったりしたが、少クラは3ヶ月近く全然見れなかった*2。グループが好きだからと言って無理してまで追う必要はないと思うようになり、この時は別のグループや界隈にわかりやすいぐらいに逃げていた。

 

ジャニオタ初心者ではなかったものの、推し始めてたった1ヶ月でこんなことになってしまうというしょっぱなからハードモードオタクだった。そして、もう自然とこのまま離れていくのかもなんて思っていた。

 

 

2020年年始~夏

そんな心配をよそに彼らは戻ってきてくれたし、同時に私の気持ちも戻ってきた。折角知ることのできた彼らのことを追わないのは勿体ない、という気持ちも自分の中にあったからだった。少クラで5人揃った姿をまた見ることができて本当に嬉しかったし、春の現場は外れたけどこれからが楽しみだな~~~と心から思えた。

 

コロナウイルスの影響で現場が中止になっていき、HiHiの現場もその波に飲み込まれた。そこで、急遽ジャニーズのYouTube公式チャンネルで動画配信されることになった。その配信の中にHiHiもいたが、今思えば彼らのライブを見たのはこの時が初めてだった。そしてこの時披露された「新しい新曲(byゆうぴ)」が、「駆ける」。完全に彼らへのあてがきだったし、それを抜きにしても暗い気持ちになりがちだったあのタイミングで聴くことができてよかったと思える楽曲だった。

 

 

突然だが、2020年の1月~2月の涼くんの髪型は短髪だった。私は基本的に短髪が好きじゃないので、初めて見た時本気で悲鳴をあげそうになった。でも最近HiHi担になった姉にはかっこいいじゃんと言われた。しかし3月に入ると、程良いぐらいに髪が伸びてきた。Mステや動画配信で何となく目が離せなくなっていたことに気付いていたが、「これが好みのビジュアルだからだろうな」としか思っていなかった。何なら「はしもっちゃん(以前はこの呼び方だった)dr期かもしれない」なんて呑気にツイートしていた。

 

この年の夏には、サマパラが生配信された。約半年黒髪のままだった涼くんはサマパラに向けて髪色を明るくし、夏が!!!!!やってきた!!!!!なんてテンションが上がっていた。当時HiHi担になってからギリギリ2度目の夏だったし、夏の彼らを見たことがあったのは2019年だけだったのに何言ってるんだか。そしてこの年は「デジわ」という、サイト上でオタクが作ったうちわをステージ上のスクリーンに映し出す演出があったのだが、この時作ちゃんで作るか涼くんで作るかギリギリまで悩んでいた。

 

 

「あれ、私ってはしもっちゃん好きなの…?」

 

 

そんな迷いがあるとは気づきながらも見なかったことにし、結局デジわは作ちゃんで作りペンライトも紫にして振っていた。ソロコーナーで一番テンション上がったのは涼くんだったが、それは選曲が個人的に最高だったからだということにしていた。関ジャニ∞の「Your WURLITZER」、結構好きだから嬉しかった。

 

 

2021年冬

そんなこんなで現実から目を逸らしている時期に他のグループの方にドハマりしたことも重なり(というかこのグループのデビューライブ配信やら映画が同時期に重なったと言う方が正しい?)、この年の秋~冬は前年と同様HiHiをあまり見なくなった。ただ前年と違ったのは、どういう訳だか離れる気はしなかったということ。この年も2019年同様色々なグループに目が行くようになっていたが、自担と呼べる人は現れなかった。

 

2021年に入り、「やっぱりおしい刑事」に涼くんがレギュラー出演することが発表された。ドラマ出演等個人の仕事解禁時に言及することは少ないのに、この時は「黒髪好きだから嬉しい」とか(ドラマの内容にあまり関係のないことではあるものの)ツイートしていた。同時期にゆうぴ・瑞稀くん・作ちゃんの主演ドラマ「DIVE!!」も発表されていたのだが、「あの枠ってBSでも見れたっけ?」といったことぐらいしか言及していなかった*3

 

更に同じ頃、掛け持ち先グループのメンバーのレギュラー番組に出演した時も色々と反応していた。自軍と自軍の共演で嬉しかったのもあるが、何だか自分に言い聞かせるのも無理があるように思い始め、ここに来てやっと真面目に考えるようになった。

 

 

踏み込むまでにこんなに時間がかかった理由と、結局踏み込んだ理由

沼落ちした時に認めないことは今までにもあったが、何故ここまで認められなかったのか。それは単純な話で今までの担当とタイプが違うと思ったから。涼くんの第一印象は「絶対好きにならなさそう」だった。尊敬する先輩に亀梨くんを挙げ、ソロパフォーマンスでセクシー路線を行き、紹介ラップでもイケメン担当と言われる彼を、決して嫌いではなかったものの担当を名乗ることはあり得ないと思っていた。ちなみに以前も「今までの担当とタイプが違う」と思ったことがあったが、この時と涼くんの違いは「事務所内に似たようなタイプの人はいたけど、歴代担当にこのタイプはいない」と思ったこと。

 

とは言っても、全くタイプが違うというわけではない。「優しいギャル」のようなキャラの人は今までの担当に1人だけいたし、涼くんにそういった一面があると知ると「好きにならなさそう」から「好き」に近づいていった。しかしそれ以外の面は今までの担当にはあまりいないタイプだった*4し、個人的には「それ以外の面」の印象が強すぎた。それが、なかなか踏み込むことができなかった大きな理由だった。

あと、ここで度々言われる掛け持ち先のグループでは明確に担当不明の期間があったので、そっちを解決するのを優先してしまったからというのもあるかもしれない。

 

 

ぐるぐると考え込んでしまい、HiHiどころかジャニーズもアイドルも全く関係ないゲームで言われた台詞に対し「本当そうなんだよ!そうなんだけどさ…」なんて思ってしまった。

 

 

いや本当その通りなんですよ…スネイプ先生…。

 

 

そんな訳でなかなか結論が出ず気持ちが宙ぶらりんのままだった頃、涼くんが金髪になった。最初はドラマ撮影が終わったのかな~位にしか思わなかったが、その数日後イケドラに出演することが発表された。シチュエーション系(?)のものはあまり得意ではないが、花屋の役ということですぐに食いついた。私の花屋好きはどこから来たのか自分でもよくわからない。というか馴染みすぎてて全然考えてなかったけど、「明るい髪」とかじゃなくてれっきとした金髪ってこの時が初めてだったっけ…?少なくとも私が彼の金髪を見たのはこの時初めてだったと今更気付いた…。

 

録画もしっかりしたがテレビで見るのは恥ずかしくなってしまい、結局ほとんどTVerで見た。そしてイケドラ初回を見てやっと、私はもう橋本担だと認めざるを得なくなった。

 

 

 

 

え?それだけ?と思われそうだが、認めていない期間、つまり助走期間が長かった割に最終的な段階は本当にこれだけである。あれだけ悩みに悩んだが、「このワンシーンが特に印象に残った」とかそういったこともなく*5結局アッサリと橋本担になった。

 

作ちゃん含め今までの担当は、一度何か強烈に印象に残るシーンがあったから好きになったパターンが多い。所謂一目惚れパターンが圧倒的に多かった。そうじゃない時もあったが、その場合は1年も持たないことがほとんどだった。しかし、今回はきっかけとなったイケドラ放送からもう1年以上経っているのに、未だに橋本担を名乗り続けている。

 

何故なのかこの記事を書きながら考えてみたところ、助走期間がやたらと長かったことが理由の1つにあるように思える。2020年3月以降、ここに書かれていること以外にも涼くんに関して印象に残ったシーンがいくつもあった。それらが積み重なったことで「強烈に印象に残るシーン」に匹敵するものとなり、更に色々なものに後押しされて橋本担になった。

 

色々なものというのはイケドラも勿論だが、私は↑に載せているゲームのスクショ画面にも後押しされている。イケドラ初回視聴後にも少しだけ悩んでしまったのだが、あのスクショ画面があったからこそ「今確かに好きだと思えるのはこの人だから、この人の担当を名乗ってみよう」と思えた。

 

 

来月にはまた違う人の担当を名乗っているかもしれない。この先何年も橋本担のままかもしれない。これからどうなるのかはわからないが、少なくとも私にとって「長くオタクを続ける」ことよりも「今現在誰のことを確かに好きだと思えるか」の方がオタクをする上での重要事項なのだと、この時やっと気付いた。

 

 

*1:デビュー組であっても脱退や解散があって、決して安定しているわけじゃないのはこの時からわかっていた。何なら同時期に当時の自軍から脱退者出た

*2:この期間中に何故か母が少クラをつけていてくれた時があり、その時にやっと見た。そしてその時が、スノ担になるきっかけの1つになった回でもあった

*3:地上波でテレ東系列が映らないところに住んでいる

*4:「優しいギャル」の先輩はソロ曲でセクシー路線に行く時もあったけど、それが大きな軸だったかと言われるとちょっと違う気がする。あくまで私個人の解釈だけど

*5:そもそもイケドラ自体「土曜はナニする!?」内にある5分弱のコーナーなので、いずれにしてもそんなシーンはなかっただろうけど