姉へ。もしこの記事を見つけたとしても、特に話題に出さないでね。
姉と一緒にNEWSのライブへ行ったものの、楽しんでくれた様子はあったけど特にハマるような様子はなかったのでジャニーズにはハマらない人なんだな~なんて思っていた。その3年後、まさか一緒に滝沢歌舞伎を観に行くことになるとは…。
布教した張本人ですが、色々と予想外のことが起きて自分でもびっくりしています。身近にいる人がジャニーズにハマっていく様子を見るのが初めてなので余計。というわけで、今回の沼落ちブログは姉の話です。
姉については↑の記事でも書いたけど、改めて書きます。
姉はどちらかと言えば二次元寄りのオタク。アイドルは興味がないわけではないと言うものの、コンテンツとしての興味はあっても個人個人までは興味がない感じではある。その上人の顔と名前を覚えるのが苦手なので、私がよく話すアイドルについてもニックネームぐらいしか知らないということも多々ある(でも学校へ行こうを見ていたからV6は全員わかるし、関ジャニ∞も半分ぐらいはわかるみたい)。
そして私はジャニオタになる前は二次元コンテンツを転々とするオタクで、V6をきっかけにジャニーズの沼へ飛び込んでから約8年。スノはデビューする直前にハマったので、スノ担歴は1年の新規。自担は阿部担になりかけたり半年ほどめめこじ担を名乗ったりした後担当不明になり、デビューライブ配信の時宮舘担になった。
私は姉に限らず非オタの人にはジャニーズの話をそこまで深く話をしないようにしている(あくまで私基準なので聞いている側からしたらそうでもないかもしれない)けど、今年の5月にすのちゅーぶでどうしても誰かと共有したい動画が更新された。リモート収録で行われた人狼動画である。
人狼動画は元々好きだったけどこれは本当に面白い…誰かに見てもらいたい…と考えた末、電話している時に話の流れで姉に送り付けた。人狼動画に馴染みがあるであろう人から見たらどうなるかなと思ったのもあった(ルール説明する必要はないし)。
とはいえ、いきなり知らない人の動画送り付けて迷惑だろうなと思わなかったわけではなかったけど、姉は見てくれた。嘘がド下手とか言われてていやマジそれな…となった。あと転職はゲーム的にアウトだろとも言われててめちゃくちゃ笑った。しかしこの動画のおかげでさっくんは覚えてもらえたので結果オーライということで(?)。
ちなみに、スノの人狼企画では登場していない「狂人」という役職を全うできそうなのはラウール、阿部ちゃん、ふっかだそう(この時は名前覚えていなかったので、それぞれ画面のどこどこの位置にいる人と言われた)。阿部ちゃんが気象予報士の資格を持っていることを言うと「気象予報士が何故アイドルやってるんだ天は何物を与えたんだ」と言われた。
しかしこの時点では特にハマる様子もなかった。私も別にそれを期待していたわけでもなかったから、特に気にも留めなかった。
その後紹介ラップの動画を送り付けたり、康二が関西人でタイのハーフだと言ったら「設定盛りすぎ(のアニメキャラクター)か?」と言われたりしたものの、私が一方的に話をしているだけで姉は一向にハマらなかった。
スノはアニオタから流れてくる人も多いしワンチャンあるかも…?と思った瞬間もあったけど、如何せんジャニーズを好きになる姉が想像できなかったので本当に一瞬だけだった。まあ一方的に自ジャンルの話をしているのはお互い様だよな~なんて思いながら5か月が過ぎた。
この頃姉がわかるメンバーはだてさくのみだったものの、再び誰かと共有したい動画が更新されたのでまた送り付けた。
Snow Man「Stories」倍速で踊ったらヤバかった!
「前言ってたアクロバットな集団ってSnow Manで合ってた?そういうことじゃなくてこれジャニーズのデフォ?」と言われてしまったけど、ジャニーズも持ち歌を倍速で踊れるようにすることが義務になっているわけではないのですぐさま否定。しかしスノの超人っぷりを見てもらいたかったのにさっくんが可愛いとも言いだして、発言が何だかオタクっぽいぞ…?と内心思っていた。
そしてこの数時間後、姉と会った時にSnow Manのイベント何かある?と聞かれ、その時ちょうどデビューライブの配信1週間前だったのでそのことを伝えると、「Snow Manを好きになりそう」と言われた。この時までハマる素振りが本当になかったので非常にびっくりしたが、どうやらわちゃわちゃしている様子が姉のツボにハマったらしい。リモート人狼でもわちゃわちゃしていたよな?と思ったけど、確かにリモート動画だとその辺は伝わりにくくなってしまうかもしれないな…。
何だかんだ姉は配信を見ることができなかったけど、ここで公式でアップされたスノのパフォーマンス動画をまとめたプレイリストを送り付けることができた。しかし好きになりそうということはオタクになるとも限らないんだよな~なんてこの時は軽い気持ちでいた。
そしてそれから1か月後。だてさくに加えあべラウは覚えたらしいけど、あとの5人の顔の系統が似ているから覚えにくいのではないか…なんて勝手に心配していた。
ある時、ビールを飲みながらイケメンがわちゃわちゃしているのを見る図、とパソコンですのちゅーぶを見ている写真が送られてきた。あんまり押しすぎても良くないという考えから、布教したい気持ちをグッと抑えて敢えてスノに必要以上に触れてこなかったら、まさかの自分から見始めた。
「仲良さそうすぎてホッとする」等の感想を貰った後、急に「ジャニーズって凄いね?」と送られてきた。どうやら萌えたシーンがあったということだった。
Snow Man「宮舘の食べたいものを当てろ!」イタリアン編
その時見ていた動画がこれ。14:17辺りの何気ない(と思われる)シーンに萌えてしまったとのこと。ここのシーンは三次元で初めて萌えたとまで言わせた。
その後トークから電話に切り替えたものの、姉はお酒が入っているし私も姉がすのちゅーぶを見てくれたことが嬉しくて、お互いテンションが上がってしまって何を話しているかあまりわからなかった()。
そんな電話の時に姉に言われたのがこれ。
「Snow Manって実在してるの???」
姉からしたらスノはあまりにも二次元すぎる、ということだった。1人1人のスペックの高さも、仲の良さも、ここまでの軌跡*1も。先述の通りスノ担はアニオタから流れてきた人が多いと思っていたけど、姉も例外ではなくなった。
実在してるよ!と言ったら「えっ!会おうと思えば会えるの!?三次元すげえ!!!」と言われた。姉は舞台も好きなので今まで三次元のコンテンツにハマったことがないわけではないけど、アイドルにここまで注目しているのは初めてだったので何だか新鮮だった。
それから定期的に姉からのすのちゅーぶ見たよ報告&感想が送られてくるようになり、名前が出てくるメンバーの数も増えてきて、とうとう9人全員わかるまでになっていた。
推しはいるの?と聞いてみたところ(何となく自担ではなく推しという言い方をしてしまった)、今のところはいないとのこと。9人でのわちゃわちゃを見るのがひたすら楽しいみたい。誰担になりそうかという予想はしているけど、割とどのメンバーでも可愛いと言われることが増えたので、予想外の方向へ行く可能性もなきにしもあらず。
そこで私は思った。
あ、これもう沼に落ちたなと。
滝沢歌舞伎の話をしていると「それ映画館でやるの?」と聞かれた*2ので、もしかして観に行きたいのかな…?なんて思っていた。だとしたら一緒に行きたいけど年末まで会う予定ないし…なんて考えていたら、何と公開日の数日後に会える機会ができた。映画に誘ってみると、「1人で行って後で〇〇(私)を驚かせる予定だった」とか言われながら一緒に行くことになった。何だそれ。
滝沢歌舞伎は色々な要素が詰め込まれていてジャニオタである私でもクソデカ感情になるけど、初心者の姉はどうかな…?というかツッコミ所もあるけどそれはどんな反応かな…?なんて思いながら観ていた。
終わってすぐ、姉の一言目はこうだった。
「質量が凄い」
「これは是非舞台の方も見てみたい」「ツッコミ所はあったけど、それも含めて好き」とまで言わせた。わかる…。舞台好きである姉にここまで言われたのは嬉しかったし、何より滝沢歌舞伎って本当に凄いんだな…。
そして、姉の口からは「これはもうSnow Manだけで世界回せるんじゃないの?」とオタク全開の迷言まで飛び出してきた。これはジャニオタである私でも思ったことのなかったことだったので、思わず笑ってしまった。ちなみに、1人1人のスペックが高いとは割といつも言われている。
3年前にNEWSのライブへ一緒に行った時、姉がジャニーズを好きになっているところが想像できないと本人に言った。その時、姉にはこう言われた。
「もしかしたら数年後に突然ハマるとかあるかもよ?」
3年前の私たち姉妹へ。姉が自らフラグ回収しちゃってるよ。
しかし、こんな未来が待っているとは思ってもいなかったな…。姉と同じものを好きになるということは今までにもあった(何なら姉は私をアイナナ沼へはめた張本人)けど、ジャニーズをメインに応援している私としては姉がSnow Manにハマったのが嬉しいし、姉とSnow Manの話をしている時が凄く楽しい。
姉とジャニーズの話をするようになるきっかけを与えてくれてありがとう。Snow Manって凄いね。
『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』本予告