紫の夢と向日葵

紫を愛し紫に愛されたオタク

君に出会えてよかった~私と「僕と僕らのあした」~

コロナの影響で、エイベックスの公式チャンネルにていくつもの映像が期間限定で公開されています。V6のMVも、短縮版ですが最新のものから少しずつ公開されています。

その中で、この曲のMVを見て思い出したことや新たに気付いたことがあるので、今回はそれについて語ります。決して人気があるわけではありませんが、私にとってとても大切な曲の1つです。

 


V6 / 僕と僕らのあした(YouTube Ver.)

 

以下、もしかしたら前に別の場所で似たようなものを見たことがあるかも…と思う部分がありましたら、それは私が書いたものです(現在は削除済み)。

 

 

この曲を初めて聴いたのは2007年。私がジャニオタになるずっと前、「学校へ行こう」のエンディングで流れていたのが最初だった。その時は何気なく聞き流していて、特に気にも留めていないと思っていた。むしろそのはずだった。

それから約6年後。中学生になってV6を好きになり、ライブで聴いたHONEY BEATを聴きたくてVoyagerを買った*1。一通り聴いてみている途中、これ聴いたことあるかも…と思ってタイトルを見てみると「僕と僕らのあした」とあった。

物心ついた頃から「学校へ行こう」という番組を見ていて*2、ということは他にも聴いたことがある曲がいくつかあったはず。番組を見ていた当時はV6担じゃなかったしいちいち気にも留めていないだろうしそんなの覚えてないよなあ、とは思ったし他に聴いてもピンと来た曲はなかった。そんな気にも留めていない曲の1つのはずだった、この曲だけは何故か覚えていた。この時何だか勝手に運命を感じていた。

 

その後、中学2年生の頃に14年以上生きてきてこんなに悩んだことはないと思えるほど悩んでいる時があった。ずっと悩みが消えないなんてことは初めてだったので、一生このままなんじゃないかとまで思い詰めていた。そんな状況が続いたままだった中学3年生になったばかりの春。その時に見たライブDVD「Voyager -僕と僕らのあしたへ-」では、僕と僕らのあしたが本編最後の曲だった。ライブでのこの曲の始まりは、以下の部分がアカペラで歌われた。

 

「どんなに辛い夜だって 越えた足跡は ひとつじゃない

そうさ僕らは ひとりきりで強くなる必要なんてないさ」

(竹仲絵里作詞・作曲、「僕と僕らのあした」より)

 

当時ずっとネガティブな考えでしかいられなかった私にとって、アカペラで歌われたこの歌詞はストレートに響いてきた。もう何も届かない、と思っていた自分の心に届いた言葉は、私が運命を感じた曲の歌詞だった。病みすぎて涙も出ないほどだったのに、この時久々に泣いた。それ以来、この曲が大好きになり、大切な曲となった。

 

 

それからまた6年後の今。冒頭でも書いたように、エイベックスの公式チャンネルでこの曲のMVが期間限定で公開された。当然短縮版になっていたので、フルで見たいなと思い20周年のベストアルバムのMV集を出して見た。そしたら、今まで何度も聴いてきた曲のはずなのに、「この曲には物語がある」ということに今になって気付いた。

僕と僕らのあした V6 歌詞情報 - うたまっぷ 歌詞無料検索 - UtaMap

この曲、基本的には主人公が同じだが2番のAメロだけは違う人の視点での心情が描かれている。1番で悲しんでいる姿を見せたくない、1人で生きていくのが強さだと強がっていた人物(以下1番の人物)が、2番Aメロでの「強い君」のことなのだ。2番ではそんな強がっている1番の人物のことを心配していた人(以下2番の人物)が、頼られて呼び出されたことが嬉しかったのだと歌われている。

2番Bメロ~サビでは、そんな2人が共に時間を過ごし、関係を深めていくと同時に1番の人物の心情が変化していく様子が描かれている。この曲の主人公は1番の人物で、2番の人物はもう1人の主人公と言ったところかな。

そして、全体で見ると「1番の人物が弱みを見せることができる人物(2番の人物)に出会うことができて、成長していく」様子が描かれている。1番Aメロの歌詞「気づけば~駆け抜けた」やラスサビの部分を見ると、この曲では1番の人物が旅立ちの時に、2番の人物と出会ってからのことを思い出している様子だとも捉えられる。

 

これはあくまで私個人の解釈であって、もちろんこれが正解だとは思っていない。私が思ったのは年齢や立場、それまでに経験したことなどによって同じ人が同じ曲を聴いても解釈が変わってくるということ。

pastabolognese.hatenablog.com

↑の記事もそうだが、それが昔から知っている曲だとしたら尚更深みを感じるようになる。

 

 

 

幼い頃、番組に流れていたのを何気なく聴いていた曲がここまで深みのあるものになった。V6を好きになってから聴いた時すぐにわかったのも、悩みに終わりが見えないと思っていた時に救われたのも、そして今まさに先が見えないこの状況に聴いて考えさせられるのも、やっぱりどれも運命を感じてしまう。

 

私のこの人生の中で、この曲に出会えてよかった。心からそう思わせてくれる曲の話でした。

 

 

*1:シングル曲に加えて10曲以上もの曲を手っ取り早く聴くことができるから、新規の時はアルバムから買うようにしてる

*2:母曰く、我が家としては私が生まれる前から見ていたらしい。ちなみにV6担は私以外はおらず、「学校へ行こう」を見始めたのは祖父に勧められたからだそう