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強くなる 逆境の中を-NEWS担遍歴その3-

NEWS担遍歴その3です。前回の終盤らへんから私の中でじわじわ来ていた小山担色(?)がここで一気に濃くなります。

 

 

NEVERLAND閉園後、シゲにとって3年ぶりの主演舞台であるグリーンマイルが上演されることが発表された。3年ぶりということは次いつ舞台出るかわからないな…申し込まなきゃ…とか思って、日程が受験2ヶ月前とかだったのに申し込みました。いや何やってるんだ。なんとか当たりました。

しかし、グリーンマイルの当落の時期ぐらいからシゲに関する情報に前ほどテンションが上がることはなくなった。特にきっかけもなかったし、本当に急だった。当落も「あ~当たったな~」ぐらいのテンションで見てたし、同時期ぐらいに解禁された24時間テレビのドラマにシゲが出演するという情報も「2年連続で24時間テレビのドラマに出るんだ~凄いな~」ぐらいにしか見ていなかった。以前ならめちゃくちゃテンションが上がっていたことも、どこか他人事のように見るようになってた。

 

 

そんな中での24時間テレビ。この年は嵐の翔くん、KAT-TUNの亀梨くん、そしてNEWSの慶ちゃんがメインパーソナリティーを務めていた。そのお陰か武道館でU R not aloneを歌っている姿が見れた*1。この歌を披露する前のVTRと歌詞が合いすぎてて泣いたし、お母さんからも友達からも「この曲良い曲だね~」と言ってもらえた。

でも、私にはこれよりも何よりも心に残り続けているシーンがある。チョーク会社の話題のVTRの後の歌で、出演者の何人かが「一番大切なもの」をそれぞれミニ黒板に書いて、曲中に見せるという企画があった。その企画に参加していた人の中には慶ちゃんもいた。

 

「手越・増田・シゲ」と書かれている黒板を見た瞬間、私は嬉しさのあまり震えた。

 

 

目元しか見えないけどめちゃくちゃ嬉しそうに、同じグループのメンバーの名前を書いたものを持っているリーダーの姿がそこにあった。この年の24時間テレビはグループじゃなくて個人の仕事だし、U R not alone披露時以外は当然「個人」モードだった。しかし、この一瞬だけは「NEWS」モードになっていた。

「個人の仕事なのに!もう可愛いな!」と、いつの間にか私は泣いていた。色々言われ続けてきて、もうNEWSのことが嫌になってしまったんじゃないかと不安だったから。あの場所で堂々と「NEWSが好き」だと伝えてくれたことが嬉しくてたまらなかった。

今思えば、この頃からもう小山担になっていたのかもしれない。

 

 

私が小山担だと自覚したのは10月だった。2年目を迎えたハロウィン音楽祭で、この前年と同じくNEWSは仮装していた。手越くんの花魁だったりまっすーのアビーくんだったりシゲの時計じかけのオレンジだったり、学校の友達からはこの3人の仮装について話題にあがることが多かった。でも、私が惹かれたのは慶ちゃんの仮装だった。

それを見た瞬間、「あ、私小山担だ」と思った。

しかしグリーンマイル参戦日がもうすぐというタイミングだったので、それまでははっきりとは言わないでおいた。というかシゲ担に戻るかも…?なんて思っていた。

けど一度認めたものが覆ることは今までの経験上ないし、この時も例外ではなかった。かくして、私は小山担になった。24時間テレビの過去映像で初めて知ってから約4年後のことだった。

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2018年のカウコンにてまた慶ちゃんの口からツアーが発表された。早く慶ちゃんのうちわを持ちたい!とずっと思っていたので嬉しかった。

4月には晴れて大学生になった。自己紹介でジャニーズが好きと言っていた子にどこのグループが好きかと聞いたら複数ある中にNEWSもあり、何と同担だったというミラクルが起こった。SNSでも何でもない学校で同担に会える確率は高くはないので、この時は2人揃ってテンションが上がった。

そして、ライブ参戦を楽しみにしていた時期のこと。NEWSではないけど、同じ事務所の他のグループのことで大きな話題が2つもあった。その直後に参戦した広島公演では、慶ちゃんがU R not aloneで泣いていた。私たちファンが歌う部分で泣いていたので、私はもう歌どころではなくなってしまった。

この1年前のツアーで慶ちゃんは元気だとは言い切れない表情をしていたので、この時に楽しそうな姿を見ることができて心の底から嬉しかった。この時、ずっと応援していこうと決めた。

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このツアーのオーラスでは15周年記念ライブが開催されることが発表され、BLUEのリリースも発表された。もう楽しみしかない大好き!という感じだった。

 

 

なのに。私のジャニオタ人生において最大の事件が起こってしまった。

最初はファンが騒いでいるだけだったのでスルーしていた。またか、って。しかし週刊誌に載ってしまったことを聞いた途端青ざめた。小山担になってから1年も経っていないのに、自担がもういなくなるかもしれない。この日から1日中不安でいっぱいだった。

6月8日。時間割の関係で午後には家にいて、気を紛らわすために十祭の映像を見ていた。途中でTwitterに目をやると、TLでみんなが騒いでいた。何のこと、とは言っていなくて、トレンドを見た。活動自粛の文字が目に入った。ここで泣いたらダメだと思っていたけど、ヒカリノシズクのMVを見て泣いた。

慶ちゃんは煽ったことに対して、シゲはそれを止めなかったことに対してそれぞれ処分を受けた。警察のお世話になってしまうのかと思ったが、翌日のビビットで「(その場所にいた未成年女子が)事前にメール等で確認した時に未成年だと言わなかったので、未成年だと知らなかったから罪に問われない」(ニュアンス)と言われてホッとした。

学校の友達にはとにかく心配されまくった。けどリアルにもネット上にも好き勝手言う人はいた。Twitterには鍵をかけ、ほとんど検索をかけないようになった。この月はとにかく情緒不安定で、余計なものは見たくなかった。しかもこのタイミングで関西ではまあまあ大きめの地震もあり、余計情緒が安定していなかった。私のところはまだ被害が少なかったとはいえ今までの中で一番揺れたのでとにかく怖かったから。味スタの当落が発表されるのも地震と同じ週だったけど、延長されてしまってまた(以下略)。中止になったらどうしようとか言ってた私に「それはないやろ」と言ってくれたお母さんとお姉ちゃんと友達本当ありがとう…あの頃の私マジでめんどくさかったと思う…。

だけど、幸か不幸か、というタイミングだったと思っている。BLUEリリース月と被っていたからその宣伝はできなかったものの、15周年記念ライブやシゲ主演+コヤテゴマスも友情出演のドラマであるゼロ、15周年の記念日そのものには被っていなかったから。ファンが騒いでいようがそうでなかろうがいずれにせよあの記事は載せられていたとは思うけど、まだ最悪のタイミングは免れたように思える。てかこの時のことを経験してもなお沢山いるけど真偽不明の噂には騒ぐのは本当にやめよう…騒げば騒ぐほど週刊誌のいいターゲットにされるよ…。それに、BLUEの宣伝のために色々な雑誌の表紙になっている。雑誌はあまり買わなくなっていたけど、NEWSが表紙になっている雑誌は全部買った。美的のNEWSのコーナーもたまたま慶ちゃんだったので、美的も初めて買った。不安は消えなかったけど、笑顔は必ず戻ってくると信じて待った。

6月26日。Mステでチュムチュムを見てからちょうど3年後のこの日、活動自粛の日からほぼメールを送ってこなかったFCからメールが届いた。ファンクラブのページを更新したとのこと。急いで見に行くと、活動再開の文字が目に入った。帰宅ラッシュと被っていて人が多い駅のホームで泣きそうなのを堪えながら家に帰ると、BLUEの初回盤Aが届いていた。すぐにMVを見た。

リリース月なのにNEWSをテレビで見る事がなくなり、このままいなくなってしまうんじゃないかと、不安でいっぱいだった。だけど、絶対戻ってくるって信じてた。この期間はたった3週間で1カ月もなかったけど、それでも一層長く感じた3週間だった。不安を押しのけながら待っていたら、最高に青くてかっこよくて美しい世界が広がっていた。

 

 

 

この次の日。授業が終わってからスマホを見るとNEWSのFCからメールが来ていた。しかも2通。開いてみるとどちらも「チケットをご用意することができませんでした」の文章が。どうやら私は大事なことを忘れていたらしい。

 

そっか味スタの当落あったね~しかも全滅って何それ美味しいの~?

いつになったら情緒が安定するのやら…という感じの2018年6月。

 

 

 

タイトル:BLUE / NEWS(2018、作詞・作曲:ヒロイズム)

*1:地上波初披露はこの年の音楽の日