君がいる世界

そこにいるだけで素敵

遊助10th Anniversary Liveレポ

ジャニオタ歴7年目に突入した私だが、人生で初めて好きになった芸能人は上地雄輔さん。主に小2~小4の頃と中1の頃に応援していたが、どちらの頃も経済力がない・行動範囲と外出時間が限られているということで「遊助」のライブには一度も行ったことがなかった。

ジャニオタになってからはほぼずっと離れていたが、ライブ大好きな私は「いつか遊助のライブにも行ってみたいな~」と軽い気持ちで考えていた。そして去年の11月。ふと「もうすぐ10周年だし遊助のライブあるかな~」と思って調べてみたら、10周年記念ライブのお知らせがあった。2月28日には武道館で、3月11日には大阪城ホールで開催されるという。ひまわりの発売日が3月11日なのを覚えていたので、これは行くしかない!と思った。ちなみに、ぴあのプレリザーブは外れてしまったので一般で申し込んだ。

ライブの情報を調べるところからチケット発券に至るまで、どれも本当に軽い気持ちだった。昔ファンだった人のライブに行くとしか思っていなかった。あろうことか私は、上地雄輔という人がどういう人なのかをすっかり忘れていた。

遊助のデビュー日を初めてちゃんとお祝いできたこの日に思い出すことができた。

 

 

  

 

グッズを買うために会場へ早めに行こうとしていたが、前日までのバイトに疲れたのもあり結局着いたのはグッズ販売開始時間ちょうどぐらい。あまりにも人が多く、川沿いに並びきれない人たちは橋の向こう側へ分けられてしまった。そしてグッズ販売テントへ着くまで1時間半かかった。関ジャニズムの1時間を軽く超えてしまって驚いた。

グッズはペンライトとタオルとラバーバンドを購入。タオルとラバーバンドは武道館と大阪城ホールで色が違うので会場限定グッズである。

そして遊助のライブ特有のガラポンを記念に回してきた。1回だけにしようと思っていたのについ2回回してしまった。戦利品はマルチクロスと生写真。

京橋のやよい軒にてお昼を食べ(写真撮ろうと思ってたのに、お腹空きすぎてすぐに食べてしまったので撮れなかった←)京橋の辺りをぶらぶらし、開場時間(5分遅れ)に会場内へ。軽い気持ちでチケットを取ったとは言ったものの、人生で初めて好きになった芸能人に本当に会えるのかな…?と会場内に入っても実感がなさすぎた。しかし、「かっとばせー遊助!」というコールが聞こえてきた瞬間、ああ本当にいるんだなと実感した。

 

 

セットリスト

0.みんなのうた

1.ESCAPE

2.ルーレット 遊turning Mummy-D

3.今夜は無礼講 遊turning 餓鬼レンジャー

4.銀座線

5.たんぽぽ

6.Baby Baby

7.俺と付き合ってください。

8.わがまま 遊turning TEE

9.全部好き。

10.もぉ10年 遊turning 10年前の俺

11.砂時計

12.Sexy Lady

13.檸檬

14.俺なりのラブソング

15.Yellow Bus

16.ミツバチ

17.チャンピオン

18.羞恥心(Vocal:羞恥心)

19.一笑懸命

ENCORE

20.ひまわり

21.History

22.ひと

 

 

0.みんなのうた

感動して泣きそうになっていた私だが、一瞬にして笑いに変わった。オープニング映像も何もなく、いきなりこの曲が始まった。しかし明らかCD音源が流れている上にダンサーどころか本人すら出てこない。

いや遊助は?と困惑して笑わずにはいられなかった。というかステージに誰も出てきてなくて歌流れてるだけなのに、ファンの人たちが歌って踊っているのがなんともシュールで面白かった。

武道館公演を本編2曲アンコール19曲(笑)という構成でやった遊助。今夜は無礼講の後のMCで明かされたが、大阪城ホールは本編0曲アンコール22曲ということだそう。みんなのうたはアンコール定番曲。アンコールの定義がわからなくなるし何言ってるか私も訳がわからない。でもそういうところ好き←

そして曲が終わってからやっと登場。やっと登場したよ~と安堵(?)。まさかこんな衝撃的な始まり方だとは。

1.ESCAPE

と思ってたらまさかのこの曲が!!!

この曲は結構好きでライブで聴きたいな~でも8年前のツアー以来歌ってないし無理かな~と思ってたから本当に予想外だったし本当に嬉しかった。曲が始まった瞬間に涙出てきたのは初めてだよ!!!!!

そしてなんと言ってもこの曲の時の遊助がかっこいい。いやいつでもかっこいいんだけど。でもみんなのうたの衝撃とまさかのESCAPEがセトリに入ってたという衝撃とが合わさったのもあって余計かっこよかった(?)。

この曲が最初だった地点でこの日のライブは最高に楽しくなることが確定したようなもの(何言ってるか自分でもよくわからない)。

6.Baby Baby

これの前のMCが終わった瞬間「あ、次わがまま(曲名)だな」と思った。だが曲が始まりそうだったその時「何が起こるかわからないのが遊助のライブです。曲順間違えた」と衝撃発言。そしてなんとかこじつけて始まったのがこの曲。この曲は遊助らしい柔らかい曲だが、歌詞になんか色々ぶっこまれてる。だがそれがまたいい。歌詞気になる人は調べてみて下さい…。

7.俺と付き合ってください

遊助の曲聴いてると私は本当の恋ってしたことあるのかな?と考えてしまうが、この曲を聴いて思い浮かんだ思い出の恋が本当の恋なのかなと思った。ああ、あの時の私はこんな感じだった、こんな気持ちだったなって。

8.わがまま 遊turning TEE

「MCはその時に思い付いたものを話している」スタイルの遊助本人がこう言ったとき会場全体が「知ってる…笑」という空気になったの面白かった。というわけでさっきと同じ話はできないままこの曲は始まった。

私は今年で成人するが、高校生の頃に色々なものにとらわれてきた反動かここ1年ぐらいは遅めの反抗期みたいな感じになっていた。同時にこの1年家族の曲というのも避けてきていて、この曲もその1曲だった。だが、ライブでは1番のサビのところでハッとさせられた。

10代の子はなかなかわからないかもしれない、と曲の前のMCで遊助は言っていた。遊助のおかげで、10代が終わり20代になるこの年に自分の家族への本当の思いに気付く事ができた。

9.全部好き。

本当の恋とか言っておきながら、私はさほど恋愛に興味がない。なので恋愛漫画はラブソングにも興味ない…はずなのだが、この曲はずっとキュンキュンしてしまった…笑。ライブ後この曲聴くと未だにキュンキュンしてる。なんだこれ←

12.Sexy Lady

唯一動画ですら聴いたことがなかった曲。この時ペンラの色がピンクになっていた。

遊助にしては珍しい感じの曲だな…と思ったものの、この曲ですら健全な方に聞こえてしまうので私の感覚完全にぶっ壊れてる。こうなったのはNEWSのせいです。

14.俺なりのラブソング

ずっと好きな曲の1つ。ペンラは赤色だった。今回のライブでペンラの色変わったのSexy Ladyとこの曲だけだけど、セトリに入ってない曲でそれ以外の色が使われる曲はあるのかな…?

18.羞恥心(Vocal:羞恥心)

これの前のMCで「おじさん2人」や「僕の原点になった」とか言われたらもうこれしかない!と思ってめっちゃ叫んでしまった。ジャニーズのライブでもこんな叫んだことないよっていうぐらい叫んだ。しかし本当に…?と半信半疑になったが、衣装を着替えて3人登場した時には私だけでなく会場全体が盛り上がった。

去年のアルバムに「羞恥心の心」という曲が収録されているのを知っていたので、それを聴けたらいいな~と思っていたらまさかの3人揃って登場し、まさかの本家が聴けた。いつの間にかグループ活動休止し*1、番組自体も終わって本当に解散してしまい、もう一生見ることはできないんだと思っていた。

みんなおっさんになってしまったな~とは思ったものの、彼らはテレビ画面で見ていたとおりかっこよくて、そして登場するだけでこんなにも沢山の人を盛り上げることができるんだなと実感した。

19.一笑懸命

落ちサビのところで「みんな歌って!わからなくてもいいからさ!」と言われたがいやわからなかったら歌えないよ…!と心の中でツッコんでしまった。

20.ひまわり

発売日なのに、まさかセトリに入ってない…?と思ったらちゃんと入ってた。よかった。スクリーンには、デビュー当初から最近に至るまでの遊助がひまわりを歌っている姿が映されていた。ステージ横の席だったのでそこまでちゃんと見えなかったが、私にとって知っているようで知らなかった遊助がそこにいたような気がした。

帰りの電車の中でひまわりを聴いて驚いた。というのも、「全ての始まり」であるこの曲の音源を聞いて初めて、10年後の今歌が上手くなっていたことに気付いたからだ。遊助はこの10年の間に26枚シングルを出していてアルバムも(ベスト盤を除いて)8枚出している。遊助が着実に活動してきたことが証明されていてなんだか嬉しくなった。

↑後で見てみたらこの一文が上から目線すぎて笑った。

21.History

10年続けられたらやめようと思っていたと言っていた。だが、みんなの笑顔が見れるから続けられると、今日からが第二章の始まりだと言っていた。この曲でもそう歌っていた。第一章をろくに見届けられなかったものの、第二章はちゃんと見届けたいと心から思った。

22.ひと

自分は本当に何もできないし、それで色々悩んだ。でも、こんな私でも生きていていいんだと思えた。そして、2019年3月11日に至るまで生きていてよかったとも。遊助が活動を続けてくれていたから。遊助が10周年に大阪城ホールという、私にとっても思い入れのある場所でライブしていたから。10代は色々なことがあった中去年は特に色々ありすぎてカオスなことになってしまっていて、その1年を終えた先にこの最高の時間が待っていたとは…ちょっと何言ってるか自分でも訳わからなくなってきたので黙ります。

 

基本ネガティブ思考なので、私はことあるごとに信じれなくなったり物事が馬鹿らしく思えてきたりする。ネガティブ思考はしんどいと自分自身でも感じているが、それでも一度ネガティブになってしまったものを変えるのは怖いとも感じる。

そんな時に好きな曲に救われるのだが、遊助の曲は私にとって特に効果が強大である。何故なのかと聞かれると返答に困ってしまうが、一つ自信を持って言えるのは、遊助には沢山の人を笑顔にする力が確かにあるということ。これは天性のものだとぼんやり考えていたが、この日のライブでそれが確信に変わった。アンコールの最後につるのさん野久保さんが登場し、その時につるのさんが「こんなに沢山の人が遊助という太陽を見に来ている」と言っていたが、遊助ほど太陽という言葉が似合う人はなかなかいないだろう。

f:id:pastabolognese:20190327165211j:image

 

f:id:pastabolognese:20190329223711j:plain



 

ライブ後、借りきれなかった2016以降のアルバムを借りて聴いてみた。私が全然情報を追っていなかったこの6年のうちに、こんなにも沢山の曲が生まれていたんだな。これからどんな曲が生まれるのかが楽しみだな。そう思いながら聴いていた。

何が言いたいかというと、完全に6年ぶりに遊助に出戻りました

夏のツアーは一般で買う予定。

*1:当時の私としてはいつ発表されたのかが全然わからなかったのだが、どうやら2008年のFNS歌謡祭で発表されたらしい。この日は熱で寝込んでいたのでこの番組は矢島美容室の部分以外は見た覚えがない…